今回ご紹介する「三田会にゆかりのある起業家in Singapore」は、新村博道(にいむらひろみち)さん。1975年経済学部を卒業され、1991年に来星。1998年に、シンガポールにて、石油仲介業Ginga Petroleum (S) Pte Ltdを設立、2019年に株式売却によるExitを達成されました。そんな起業家新村さんに先日取材チームが、(現在も、新村さんが株主・CEOでもある)Astral Commodity (S) Pte Ltdの事務所にてお話を伺ってきました。 新村さんは、日本で石油関連の日本企業でサラリーマンとしてのキャリアをスタート。そこから、シンガポール人や外国人を含めた100名以上のシンガポール企業を起業し、Exit達成されたその極意を知りたい!と臨んだ取材。三田会としての取材であったためか、主に三田会の「つながり」への感謝のお話となりました。異業種交流会等で色々な方に会う機会があるが、三田会に参加すれば、それだけで幅広く色々な人材とつながりやすいことがあった。実際、ご本人もコンサルやITなど多岐にわたり三田会の「つながり」に助けてもらいながら起業をし、後は事業に邁進されたとのこと。リーマンショック前の2007年増資、そしてコロナ前の2019年exitという、「運を引き寄せる力が強い」という一言では片づけられない絶妙なタイミングについては、「話が来たタイミングで動いた」とのこと。この決断力がセンス、そしてキーなのではと唸らされました。先日12月15日に慶応義塾がプレスリリースした、スタートアップ施策(起業家教育、教育研究の成果を活用したスタートアップ創出成長支援)に関して、今後新村さんのようなグローバル起業家のニーズが高まるのではとお話したところ、投資家として面白い話があれば是非乗ってみたいと、目を輝かせていらっしゃいました。現在も、排出権取引をはじめとした数社を経営し、スタートアップや飲食業にも投資を行っています。 新村さん、取材どうもありがとうございました!三田会にゆかりのある〇〇in Singaporeで、こんな方を取材してはというアイデアありましたら、取材チームまでご一報下さい。